アイン・ランドの思想を信奉する人をオブジェクティビストといいますが、

私たちは、オブジェクティビストでは、ありません。

ちなみに、「オブジェクティビスト」と称する日本人の方に

お会いしたことはありませんが、いるのかしら？　来たれ、オブジェクティビスト。

それはともかく、オブジェクティビストというのは、ランドファンのなかでも

作品を楽しんだばかりでなく、その思想体系を全面的に受け入れると表明した人たち。

たとえば、Wikipediaの創設者ジミー・ウェールズはオブジェクティビストを公言してます。

ですが、実際に、このようにオブジェクティビストを名乗るのは少数派。

ランド作品の愛読者のうちでも、3%もいないのではないでしょうか？

ARCJは、アメリカのオブジェクティビズムの総本山であるAyn Rand Instituteの後押しで

成立したという経緯はありましたが、イスラエルのARCIの例にならい、

「ARI Japanじゃなく、Ayn Rand Center Japanにすれば僕らも干渉しないよ」

という元ARIディレクターのヤロン・ブルックのアドバイスのもと、ARCJとなりました。

そしてARCJのめざすところは、ランドの教義の細部について議論することではなく

まずはランドの作品を偏見なく味わい、楽しんでいただくこと。

いわば、、、全サバ連。

いかがでしょう？