「『密売されるロマン主義』を読む」開催のお知らせ

2020.09.27

テーマ：『密売されるロマン主義』を読む
日時：2020年10月24日（土）18:30- 21:00
場所：東京都中央区区民館、およびZoom
参加費：無料（会員のみ）

今回の定例会は、ボンド映画の新作『007ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開にちなんで、ランドがイアン・フレミングのスリラー小説について語る『密売されるロマン主義』(Bootleg Romaticism)を取りあげます。

ランドは純文学よりもミステリやスリラー小説を愛読していました。そこに登場するジェームズ・ボンドやマイク・ハマーら主人公は、ランドが憧れた英雄を体現していたから。ボンド映画について語る言葉から、ランドが憧れた英雄の本質がみえて来ます。

ランドにとって、英雄とはどのような存在でしょうか？

自らの命を捨てて他人に無償で奉仕する存在のこと？

あるいは、ロビンフッドのように持てる者から奪い、持たざる者に与える存在？

参加者は、２００６年の『００７/カジノ・ロワイヤル』を事前に鑑賞のこと。
イアン・フレミングの第一作である『カジノ・ロワイヤル』もできれば一読ください。

参加申込をいただいた方には、翻訳テキストを事前にお送りします。

ARCJでは、毎月１回程度の定例会を開催しています。
正会員、賛助会員はどなたでも参加できます。