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2020.05.20

「『Objectivism: The Philosophy of Ayn Rand』 を読む」開催のお知らせ

テーマ:『Objectivism: The Philosophy of Ayn Rand』 を読む
日時:2020年7月3日(金)19:00- 21:00
場所:TBD (中央区区民館、またはZoomにて開催)
参加費:無料(会員のみ)

今回は、レナード・ピーコフの『Objectivism: The Philosophy of Ayn Rand』という本の中から “The Primary Choice as the Choice to Focus or Not” という短い章を抜粋して読みます。

レナード・ピーコフは、生前のアイン・ランドと親交が深く、彼女の思想である客観主義(オブジェクティビズム)を忠実に受け継いでいる哲学者です。

カナダ生まれのピーコフは、1951年、17歳のときに友人を通じてカリフォルニアにいるアイン・ランドのもとを訪れ、これが彼の人生を変えることになります。

医学部生だった彼ですが、哲学に転向し、ニューヨーク大学で哲学博士号を取得。ニューヨークでは、マンハッタンのランドの自宅に集まり、『肩をすくめるアトラス』の原稿を読んで議論したメンバーの一人でした。若きアラン・グリーンスパン(元FRB議長)もその一人。

30年余ランドに師事し、相続人ともなったピーコフは、ランドの主義主張に最も忠実な哲学者。その彼がランドの死後1991年に出版した本が “Objectivism: The Philosophy of Ayn Rand” です。

平易な文体でわかりやすい客観主義の教科書として世界中のオブジェクティビストに読まれている本書は、ランド思想が体系的にスッキリ整理された入門書でもありますが、そのトピックは、認識論から倫理学、セックス、政府の役割、アートまで多岐に渡ります。

今回取り上げるのはそのごく一部ですが、ランドのフィクションは読んだけれど思想についてもっと知りたい人、小難しくて混乱するだけの哲学書とはちょっと違うものを読んでみたい人にとっては、良いきっかけになるのではないでしょうか。

講師:三上哲寛 (ARCJメンバー)

参加者は、事前に『Objectivism: The Philosophy of Ayn Rand』のうち“The Primary Choice as the Choice to Focus or Not” を一読ください。

ARCJでは、毎月1回程度の定例会を開催しています。
正会員、賛助会員はどなたでも参加できます。

お問い合わせはこちら
https://aynrandjapan.org/about/