2021.02.20
『芸術と認知』を読む会のお知らせ
・テーマ: 「芸術と認知」を読む—アイン・ランドのSense of Life—
・日時:2021年2月27日(土)17:00- 19:00
・場所:オンライン(Lark)
・参加費:無料(会員のみ)
今月の定例会は、前回に引き続き、ランドの芸術論をまとめた著作『ロマンティック・マニフェスト』から、第四章「Art and Cognition(芸術と認知)」を取りあげます。
ランド識者の間でも注目されることの少ない『ロマンティック・マニフェスト』ですが、洞察にみちたその論考は、ランド思想を理解する上で欠かせない要素を含んでいます。
同書の中で、ランドは、「Sense of Life」という聞きなれない言葉を119回も使って、人が芸術作品に反応するときの認知のメカニズムを説明しています。
ランドの力説するSense of Lifeのメカニズムとは何か?
芸術作品に接したとき、人の意識および潜在意識のなかで何が起こっているのか?
この会では、同書の増補版にはじめて収録された、ランドの芸術論の集大成ともいえる長文の論考「芸術と認知」のほか、『水源』執筆中の1940年に書かれた、創造的なプロセスの本質を悲喜劇的に描いた短編小説『世界でいちばん単純なこと』を参照しながら、ランドが唱える心理認識論と芸術が果たす役割について考察します。
参加申込をいただいた方には、翻訳テキストを事前にお送りします。
ARCJでは、定期的に定例会を開催しています。
正会員、準会員の方はどなたでも参加できます。
なお、2021年は、主にオンラインでの開催となる見込みです。
お問い合わせはこちら
https://aynrandjapan.org/about/