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2022.02.20

ARCJ第22回  『Capitalism The unknown ideal』① 開催のお知らせ - The Roots of War を読む –

・テーマ: 『Capitalism The unknown ideal』The Roots of War を読む
・日時:2022年3月12日(土)18:00- 20:00
・場所:オンライン(Lark)
・参加費:無料(会員のみ)非会員は別途相談

今回はアイン·ランドの『Capitalism The unknown ideal』の解説、序文、第1章及び第2章を読み、ディスカッションを行います。本書の読書会は今年度中に複数回に分けて実施します。

『Capitalism The unknown ideal(資本主義 知られざる理想)』(1966)は、その有効性にもかかわらず道義的に非難されがちな「資本主義」を唯一倫理的な経済制度として擁護するランドの資本主義哲学についての論文集です。

ランドが理想としているのは、自由放任(レッセフェール)資本主義であり、現在の資本主義ではありません。現在の資本主義は自由と統制の「混合経済」だからです。

第一章で、ランドは、資本主義が今日のように非難されているのは、資本主義には哲学的な基盤がなかったためと説きます。そして人間の性質」「人権」「自由」の観点から資本主義の道徳的優越性を主張します。

第二章、The Roots of Warでは、戦争の原因は国家主義(Statism)であり、資本主義が戦争を否定する唯一の哲学と主張します。
スターリン統制下のソ連から逃れて修正その国家主義を批判し続けたランドの主張が今日でも全く古びていないことには驚きを禁じえません。

参加者は、事前に下記をご一読ください。
『Capitalism The unknown ideal』の解説、序文、第一章、第二章

講師:内藤明宏 (ARCJメンバー)

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ARCJでは、定期的に定例会を開催しています。

お問い合わせはこちら
https://aynrandjapan.org/about/

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